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CASE STUDY

導入事例

みやきリンクス愛しとーとゴルフクラブ

少人数のスタッフで最高の顧客体験を提供するために、GRAIN CLOUDによるDX化を推進
小規模なゴルフ場でも成果がでる機能や利用しやすい料金体系を高く評価

導入前の課題
導入目的

課題1
9ホールに対応したゴルフ場運営のパッケージソフトがあるものの、高額なソフトが多く、かつカスタマイズ費用もかさむため、基幹システムの導入ができずにいた
課題2
低コストで業務効率化が可能で、操作が簡単な使い勝手の良いサービスを求めていた

導入後の効果

効果1
9ホールのゴルフ場に対応している上、低コストである点とカスタマイズ要望に対する提案を高く評価。導入支援や一部機能の柔軟なカスタマイズなどによって、短期間でクラウドサービスへのリプレイスを実現
効果2
予約電話の効率化、受付業務の時間短縮など業務の効率化・DX化が実現。新たなコンペを開催するなど、顧客サービス向上のために使える時間が増加

9ホールに対応可能なサービスと、カスタマイズ要望に対する提案を高く評価し導入を決断

みやきリンクス愛しとーとゴルフクラブの紹介をお願いします。

黒田氏:佐賀県みやき町にある河川敷のゴルフ場です。1ホールから9ホールまで広々としたコースで、ゆったりと快適にプレーできる点が特長です。通常、河川敷のゴルフ場は手引きカートで回ることが多いのですが、6年前にリニューアルをした際、ナビ付き乗用カートを導入しました。

出席者の役割を教えてください。

黒田氏:支配人です。企画と練習場やショップなどへの営業を担当しています。

弓氏:マネージャーとして、主に受付業務や日報の管理などを行っています。

黒田氏(写真右)と弓氏(写真左)

GRAIN CLOUD導入前の環境についてお聞かせください。

弓氏:チェックイン時にお客さまのカードを通し、名前を管理するだけのシンプルなシステムでした。

当時の問題点・課題についてお聞かせください。

弓氏:問題点はコンペの集計とレストランやショップの売上管理が一括でできていなかったことです。チェックイン後に出力される用紙が無駄になっていたことも課題でした。ゴルフ場運営に必要な業務を一元管理し、効率化をしなければならないと考えていました。

黒田氏:9ホールのゴルフ場運営に対応したシステムが少なかった点も問題でした。9ホールのゴルフ場は、少ない人数で効率良く運営していく必要があります。
しかし、多くのシステムは18ホールのみに対応しており、導入には費用がかかるだけでなく不要な機能もあります。そのため、9ホール向けに独自に開発あるいはカスタマイズする必要がある点がネックになっていました。料金や機能を含めて、9ホールにも対応可能なサービスを必要としていたのです。

GRAIN CLOUDを知っていただいたきっかけを教えてください。

黒田氏:他のゴルフ場から紹介されました。近隣で仲良くしているゴルフ場の関係者から「グレインのクラウドサービスが非常に良い」と伺ったのです。それからGRAIN CLOUDをWebで調べて、直接連絡しました。

グレインに要望された機能を教えてください。

弓氏:9ホールに対応した上で、その他の要望は3点でした。
1点目は、来場や利用内容ごとにポイントを付与する自社独自のポイントシステムと連携ができる機能です。スムーズにチェックインできる仕組みを構築したいというのが2点目、そして3点目は、分かりやすいスタート表がほしいという要望でした。

1点目のポイントシステムから詳しく教えてください。

黒田氏:他の河川敷ゴルフ場と差別化を図り、ロイヤル顧客との関係を維持・向上していくために、ポイントシステムが重要な施策になっています。
具体的には、プレーなどのたびにポイントを加算してグレードアップしていくシステムです。お客さまがカードを作り1年間で1500ポイントを達成すると、ゴールドカードになります。さらに、3000ポイント達成するとプラチナカード、5000ポイント達成でエグゼクティブカードにアップする仕組みです。これらをシステムと連携させたいと考えていました。

ありがとうございます。2点目と3点目の課題についても教えてください。

弓氏:2点目の課題は、チェックイン方法の管理が煩雑で紙のロスがあったことです。以前のチェックイン方法は、お客さまが券売機で当日のチケットを購入し、受付に持参したチケットをバーコードで読み取る流れでした。併せてお客さまの顧客情報が入った紙も印刷していたのですが、これは手間がかかって、紙も無駄でした。

黒田氏:3点目のスタート表については、アウトスタートとインスタートを分けて管理したいという課題です。当社は9ホールで、ティーグラウンドとグリーンはそれぞれアウトとイン用に2つずつ用意されています。つまり、9ホールではあるものの18ホールあるようなコースです。そのため、アウトとインを使い分けるためにシステムのカスタマイズが必要になると考えていました。

GRAIN CLOUDと比較検討したサービスがあれば教えてください。

黒田氏:何社かプレゼンを受けましたが、9ホールに対応できるサービスがありましたが高額なものが多く、GRAIN CLOUDの2倍以上の費用がかかるため、検討も難しかったですね。

GRAIN CLOUDを採用した理由をお聞かせください。

黒田氏:9ホールに対応可能なサービスはGRAIN CLOUDが最適でした。私もゴルフ業界に長くいますが、これまで出会ったことがない料金設定や、私たちの要望に対し実現可能な提案をしていただいた点を高く評価し、導入を決断しました。

GRAIN CLOUDの利用開始時期を教えてください。

黒田氏:2021年7月からカスタマイズ開発を進めてもらい、12月には利用が開始できています。大変スピーディーに対応していただきました。クラウドサービスのおかげで、短期間で導入できたと思います。

どの世代でも使いやすいGRAIN CLOUDの導入で、これまでの業務量の60%近くを削減。
お客さまと向き合う時間が増え、サービスが充実。

GRAIN CLOUD導入で課題は解決しましたか?

黒田氏:3点とも要望どおりの機能が実現しました。
1点目のポイントシステムについては、お客さまの心を掴むために追加の運用ルールを依頼しました。それをしっかりと汲み取ってシステム化していただき、本当にありがたく思っています。

弓氏:2点目のチェックインも、スムーズにできるようになりましたね。GRAIN CLOUDでロッカー番号を自動発番するなど、紙の出力が抑えられ、管理もシンプルになっています。朝の一番忙しい時間帯でもお客さまをお待たせすることなくチェックイン業務ができるようになりました。

黒田氏:試行錯誤しながらも、仮想的にインスタート、アウトスタートのスタート表を用意することができました。さらに、カートナビとも連携するところまで実現できています。非常に運営しやすくなりました。

当初の課題以外で、効率化が進んだ点があれば教えてください。

黒田氏:予約対応がスムーズにできるようになっています。予約は電話のみで、以前はお客さまをお待たせしてしまうことがありました。GRAIN CLOUD導入後は、代表者名を入力すると過去の同伴者情報が出てくるので、「何々さまと何々さまですね」とクリックするだけで名前や人数が確認できます。

弓氏:コンペの集計もしやすくなって大変助かっていますね。お客さま側でカートナビにスコアを入力しておいていただければ、すぐにコンペの集計ができます。

黒田氏:操作の簡素化によってスタッフがスムーズに使えるようになったため、お客さまと向き合う時間が増えています。サービスが充実してきたことを実感しています。
実は、当社の従業者は通常のゴルフ場に比べてパートタイムが多く、シニア世代のスタッフが中心です。そのため、パソコンを利用した経験が少なくダブルクリックができないといった問題がありました。そこで、すぐシングルクリックで対応ができるようにバージョンアップを依頼したのです。難しい問題かと思いましたが、グレインの対応がスピーディーで本当に助かりました。

弓氏:業務の効率化によって時間に余裕ができたため、新しいコンペの企画と集客に挑戦できるようになりました。年齢や地域別などカテゴリーで簡単にお客さまの検索、分析が可能になり、キャンペーンや告知を効果的に行うことができています。お客さまの数も増えていますね。

ありがとうございます。GRAIN CLOUDへの今後の期待を教えてください。

黒田氏:GRAIN CLOUDのおかげで、業務量が60%近く削減できたと思います。引き続き業務効率化を支援いただきたいです。また、GRAIN CLOUDの導入を楽しみにしている九州のゴルフ場が多くあります。スムーズなゴルフ場運営のために、GRAIN CLOUDを一緒に広げていきたいですね。

働く世代が少なくなる今後、少人数でスムーズにお客さま対応を行う必要があります。GRAIN CLOUDであれば、無人でも運営できる仕組みを実現できるのではないかと期待しています。

みやきリンクス愛しとーとゴルフクラブ

所在地
佐賀県三養基郡みやき町大字西島331
運営企業
株式会社ジーステージ
事業内容
スポーツターフ関連業務、不動産関連業務、アパレル関連業務
URL
https://www.miyaki-links.com/